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「WORK DESIGN AWARD 2023」 受賞企業・団体が決定しました!

こんにちは!
働くの実験室(仮)のpsanaeです。

働きやすさをアップデートした取り組みを見つけ・広め・讃えるアワード「WORK DESIGN AWARD 2023」。
今年度ご応募いただいた100件以上の取り組みの中から、選考を経て各部門賞とグランプリが決定し、11/23(木・祝)勤労感謝の日に授賞式を実施しました!

受賞されたみなさま、本当におめでとうございます。
また、たくさんのご応募をありがとうございました。
授賞式の写真とともに結果をお届けします。

取り組みの詳細や審査員講評などは、WORK DESIGN AWARD 2023公式サイトの受賞結果ページに掲載していますのでよろしければご覧ください。

受賞結果一覧

今年は3部門で、それぞれ部門賞5取り組み、その中から各部門グランプリ1取り組みを選出しました。
※ 敬称略

ACTION部門・PRODUCT部門のグランプリの写真
グランプリ:ACTION部門ワンぽてぃとさま、PRODUCT部門VALT JAPAN株式会社さま(左から)

ACTION部門

グランプリ

  • 団体名:ワンぽてぃと

    • 取り組み名:ひきこもりや不登校をサポートする新たな働き方の実現
      自由な出社・退社の選択と超フレックスタイム制を導入。社会復帰を目指すための第一歩に
      ひきこもりや不登校の方たちが、社会復帰を目指すための第一歩となる働き方がないことに着目。当事者の方たちは、長時間働くことや毎日会社に出勤することは難しく、人との交流や社会との繋がりを徐々に持てるようにする必要があった。
      そこで自由に出社・退社が選択でき、一般企業のように賃金を支払うシステムを運用。ひきこもりや不登校に理解ある方々と訓練でき、安心して働きながら自信をつけて日々向上していける仕事場を提供した。また、15分から働くことができ、時給も発生する「超フレックスタイム制」を実施。出社日のルールは設けずに当事者の状況に合わせて働くことを可能とした。メディアを通して、取り組みを理解いただいた方が来店されることで当事者の働きやすさを実現し、はじめはキッチンで声も出せなかった方が、料理を運べるくらいに成長していく姿を何度も見ることができている。実際に就職に結びついた方も多数いらっしゃる。

    • 関連リンク:https://wanpoteito.com/


部門賞

  • 団体名:株式会社NEXT LEVEL

    • 取り組み名:少子高齢化を問題とだけで捉えるのではなく、高齢者の個性、特性を生かした高齢者雇用の笑始高齢化飲食店運営

    • 関連リンク:https://okushiba.net/sdgs/

PRODUCT部門

グランプリ

  • 団体名:VALT JAPAN株式会社

    • 取り組み名:就労困難者特化型BPOプラットフォーム「NEXT HERO」
      福祉と経済の断絶を埋めるプラットフォームを設立し、就労困難者を支援
      働きたいのに働けない人がいるという不均衡がある中で、単に企業と障がい者をマッチングさせるだけでは障がい者のスキルや特性を見極めていないことが多く、業務が持続しないことが多い。
      そこでVALT JAPANが受注窓口となってBPOの仕事を請け負い、全国の就労継続支援事業所に業務を分配するという、福祉と経済の断絶を埋めることをコンセプトにしたプラットフォームを設立した。実施内容としては、社員がディレクターとして企業と就労継続支援事業所のハブとなり、業務の切り出しやハンドリング等を担当。福祉的思想で就労困難者を支援するのではなく、企業の戦力として就労困難者を活躍に導いた。
      その結果、事業所のワーカーの賃金(工賃)が増加し、中には人生で初めて一人暮らしを始めた方もいる。現在、ワーカー数は4万人になり、2,000事業所・累積400種類以上の仕事を受注。

    • 関連リンク:https://www.valt-japan.com/brand-concept/


部門賞

  • 団体名:野田配管工業株式会社

    • 取り組み名:教育型建設業マッチングサービス「現場のヒーロー」

    • 関連リンク:https://genba-hero.com/

  • 団体名:日本テレビ放送網株式会社

  • 団体名:株式会社フォーデジット、株式会社レキサス、しんぐるまざあず・ふぉーらむ沖縄

  • 団体名:株式会社Lively

PERSON部門

グランプリ

ぼる塾のプロフィール写真
PERSON部門グランプリ ぼる塾
  • 団体名:ぼる塾(お笑い芸人)

    • 柔軟で持続的な働き方を4人で考え 実践
      “無理をしない”をテーマに、長くお笑い芸人として活動できるよう働き方を工夫。時間が変則的なテレビ収録には3名体制、舞台には4名体制、育休明けの酒寄さんはエッセイやコラムでも活動するなど、 時短や変則体制を取り入れる。ライフスタイルを守り、希望のライフプランを実現するために、柔軟に働き方やチーム編成をメンバーで対話しながら作り上げていく様子が SNS やコラムでオープンにされていることもあり、業界のこれまでのあり方にとらわれずメンバーで支え合いながらカルテットを成長させていく様子が多くの働く女性の支持を得ている。

    • 関連リンク:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=6892

部門賞

PERSON部門賞の写真
PERSON部門賞 黒田剛さま、内田良さま、今尾朝子さま(左から)
  • 人物名:今尾朝子(光文社『VERY』統括編集長)

    • 取り組み名:働く子育て世代の読者の悩みに寄り添い、発信を続ける

  • 人物名:内田 良(名古屋大学大学院教育発達科学研究科・教授。博士(教育学))

  • 人物名:黒田 剛(FC町田ゼルビア 監督)

    • 取り組み名:組織の役割分担・コンセプトの共有を軸に、コミュニケーション力でチームをまとめる

    • 関連リンク:https://www.zelvia.co.jp/

  • 人物名:斎藤工(俳優・映画監督)

  • 団体名:平田はる香(株式会社わざわざ代表取締役)

    • 取り組み名:“健康的な経営”を長野県から推進・拡大

    • 関連リンク:https://waza2.co.jp/

それぞれの取り組みへの審査員講評を含む、受賞内容の詳細はWORK DESIGN AWARDウェブサイトの受賞結果ページに掲載しています。
こちらもぜひご覧ください。

たくさんのご応募、本当にありがとうございました!

3回目の開催となったWORK DESIGN AWARD。
今年は106件もの取り組みにご応募いただきました。
お忙しい中ご応募いただいたみなさま、心からお礼申し上げます。
また、グランプリ・部門賞を受賞されたみなさま、本当におめでとうございます。

ご応募いただいた取り組みからは、人材不足への対応、多様な働き方の実現、さまざまな人が特性を活かしモチベーション高く働いてもらうためには?など、日本社会が直面する課題に、組織・個人ならではの解決策を見出し試行錯誤されていることを強く感じました。

回を重ねるにつれて、年々、社会全体にポジティブな気づきを与える取り組みに多くご応募いただけるようになっており、本アワードに集まった素晴らしい取り組みを広く伝えることは次の時代に向けた明るい兆しになるのではないかと考えています。
一方で、働き方に関する課題はまだ数多く残っており、今後もさらなる価値観のアップデートや解決に向けた模索が必要なのだなとも感じています。

主催である私たちSmartHRは、今後も働き方にまつわる課題を見つめ、社会を前に進める意義深い取り組みを広く伝えることに尽力し、コーポレートミッションである「well-working 労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる。」の実現を目指していきたいと思います。

改めまして、今年ご応募いただいた皆さまありがとうございました!